母乳不足感を克服する
「母乳不足」というのは本当に母乳が足りていない状態。でもたいていのママは本当は母乳が足りているのに足りてないと思う「母乳不足感」から母乳育児を断念したり、混合になってしまうのではないでしょうか?
母乳はミルクのように飲んでいる量がわからないので、新米ママは1ヶ月健診までの間、おっぱいが足りているかどうか不安に過ごします。ましてや赤ちゃんが泣いてばかりいたら、ますます不安です。
「母乳が足りてなくて不安だからミルクを足そう。」ミルクを足すと実に赤ちゃんは良く眠ります。眠った赤ちゃんの様子を見るとますます「母乳が足りないんだ」と思いミルクを足しがちです。
不安だからミルクを足していたら、1ヶ月健診の時に「太りすぎでミルクを控えて母乳だけにするように」と言われたという話も結構聞きます。
1ヶ月健診の時にミルクを控えて完全母乳に戻れたら、笑い話になりますが、足りているのにミルクを足してしまうと本当の「母乳不足」になってしまう可能性があります。
ミルクを足してしまうと、足した分だけおっぱいが「赤ちゃんはこれで足りているからもう母乳を作らなくてもいいんだ」と判断してしまい、ますますおっぱいが足りなくなってしまうという悪循環に陥ってしまうからです。
また、最初は基本的に母乳不足です。おっぱいは出産と同時に自然にたくさん出るようになるものではありません。
おっぱいは赤ちゃんの吸う刺激をたくさん受けて、ようやく分泌するようになります。母乳は赤ちゃんが飲みたい分だけをつくる「受注生産性」なんです。
ところがミルクを足してしまうと本来『母乳の出る量=赤ちゃんが飲む量』のはずが需要・供給のバランスが崩れて『母乳<赤ちゃんが飲む量』になってしまうんですね。
最初少しだけミルクを足すつもりだったのに、段々とミルクの量が増えていっている時は要注意です。
生まれてまもない赤ちゃんはおっぱいを飲める量が少ないし、下手ですので赤ちゃんの需要量に見合うまで多くのママは赤ちゃんにおっぱいばっかり吸われて、苦労しているママは結構多いみたいです。
「退院して帰ってきたとたん泣いてばかりいて全然寝てくれない。おっぱいばっかり吸っている。入院最中は3時間毎の授乳だったのにどうして?」困った記憶はありませんか?
これは産院が授乳室へママを呼ぶ間隔が3時間というケースが非常に多くて、退院したとたんに頻繁におっぱいを欲しがるようになったのではなく、赤ちゃんは前々から頻繁におっぱいを欲しがっていて、ママが知らないうちにミルクか糖水を飲まされているというのが原因だそうです。入院中から3時間毎の授乳でおっぱいが足りているというママはかなりラッキーです。
だいたい退院する時期が赤ちゃんの飲む量が増える時期でもあるみだいですし、育児の負担も急激に増えます。つらいですが、この時期をつらい乗り越えると母乳育児が軌道に乗るのは比較的早いようです。
基本的にはいっぱいおっぱいを出そうと思ったら、赤ちゃんにいっぱいおっぱいを吸ってもらう。1日に赤ちゃんにおっぱいを空にする回数を増やすことです。
「赤ちゃんが泣いたらあげる」という頻回授乳をするといいと言われているのはこのことからです。










